インタビュー

川柳愛好家の方たちとの出会いを通じて
多くの気づきを得ることができる

句会セブンティーン メンバー むらさき さん

私が川柳を始めたのは、知り合いに誘われて句会セブンティーンに参加したことがきっかけでした。そこでお鶴さんと出会い、川柳にハマり、現在に至っています。

私が最初に感じた川柳の魅力。それは、川柳を始めなければ出会えないような素敵な方たちと繋がりが持てたことでした。句会には幅広い世代の方が参加されていて、とても楽しい時間を過ごすことができます。人生の先輩方からいろいろな話が聞けたり、川柳のネタについて教えてもらったり、為になることばかり。自分の句と他人の句を比較する中で「言葉や物事に対して、こんな捉え方があるんだ」「自分は断片的な捉え方しかできていなかった…」など、気づきを得ることができるのも魅力です。

川柳に出会う前までは、一つの言葉に対してこれほどまでにじっくりと向き合うことはありませんでした。言葉の楽しさや難しさというものを日々感じながら、作句に取り組んでいます。一番うれしいのは、自分の句を誰かに共感してもらった時や賞をいただいた時ですね。その時の感動は、自分の宝物になっています。

お鶴さんに力を引き出してもらえる場

この句会セブンティーンとは、「お鶴さんを囲む場」であり、「それぞれがお鶴さんに力を引き出してもらえる場」だと思います。川柳は、人間を描写する文芸と言われています。そのため、自分の実体験だけではなく、時には本来の自分ではないところを切り口にして作ることもあります。その中で色々な人間模様が見える面白さがあるんですね。お鶴さんは句会の中で、一人ひとりの視点や発想を上手に引き出してくれます。「お鶴さんの指導を通じて、私も含め句会メンバーの皆さんが色々な自分に出会えている」。そんなふうに感じています。

また、お鶴さんは、「句を見れば、その人の体調や心の状態がわかる」と仰っていて、句に関するアドバイスだけではなく、時には、気持ちの部分に対しても凄く気遣ってくださるんです。いろいろな相談に乗っていただき、いつの間にか心が軽くなる、そんなことが何度もありました。

もっと発想を飛ばして、
素敵な句をたくさん作っていきたい

また、お鶴さんは句会メンバーの皆さんに、毎日新聞「仲畑流万能川柳」への投句や様々な川柳コンテストへの積極的な参加を呼びかけています。著名な川柳コーナーやコンテストは、自分の力を試すことのできる貴重な場です。私自身、客観的な評価を受けることによって、自分の独りよがりな考え方や偏りのある感情というものを再確認することができました。もちろん、作品が賞に選ばれた時の喜びは格別なものがあります。受賞した句が独り歩きして、色々な人の心に届いていくというのは、本当に素晴らしいことだなって思います。

まだまだ未熟で、一句詠むのにすごく時間がかかってしまう、そんな私ですが、もっともっと発想を飛ばして、素敵な句をたくさん作っていきたいと思います。